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☆アント切粉処理システム☆

鉄道車両の検修現場では、車両の車輪を旋盤やフライス盤を用いて定期的に
削正(摩耗した車輪を正しい形状に削り直す)する作業を行います。

アント工業では、転削作業時に発生する切削粉を細かく砕き、任意の排出場所へ搬送するシステムを販売しています。


ant30
ant50
ant100
バッテリアント

切粉処理

搬送コンベヤ 型  式 CT1
製造元 椿本メイフラン株式会社
名  称 切粉搬送コンベヤ
搬送能力 150kg/h
駆動モータ 3相 200/220V 
50/60Hz  0.75kW
減速比 1/200
概  要 チップクラッシャにて裁断された切削粉を搬送するコンベヤです(緑色の部分)

現場の形状(在姿または陸上型、ピットまたは半地下型等)に合わせ、1本1本オリジナルな長さ・本数で設計製造いたします。
通常クラッシャ直下のコンベヤからNo.1→No.2と乗り移り、在姿車輪旋盤対応ピットでは、No.3コンベヤで屋外へと排出します。

各コンベヤ間は自然落下による乗り移り式な為、搬送方向の変換は自由自在。リンクコンベヤのように屈曲部の偏摩耗によるベンド管交換もありません。
チップクラッシャ 型  式 HH7500SR-R
製造元 サンマシーン株式会社
名  称力 チップクラッシャ
切断能力 200kg/h
駆動モータ 3相 200/220V 
50/60Hz  5.5kW
減速比 1/121
概  要 主に車輪旋盤から排出されたカール状の切削粉を裁断するクラッシャです。

裁断は位相配置された回転刃10個と固定刃6個で行い、処理能力を超える切削粉の一時的な大量投入に対しても、当社独自の挿入ローラが切削粉処理量を均一に制御しますので安全です。

その他、過電流検出や自動反転制御等、耐久性と信頼性を特に重視した他には無いチップクラッシャです。
全体 その他の特徴 特に硬度の高い切削粉に対しては、チップクラッシャ・搬送コンベヤ共に強化型を用意しております。


また、車輪旋盤直下に配置されるNo.1コンベヤに関しては、その設置位置によりメンテナンスが非常に困難となる為、標準で強化型レールを装備したコンベヤ(チェーン・ヒンジ・クリートは標準品)としております。


主なオプションとしては、

(1)コンベヤチェーンに対する手動給油ポッド
(2)同自動給油装置
(3)クラッシャ軸箱自動給油装置

などを用意しております。